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2012.01.30

伊豆・吉奈へ

 伊豆・吉奈温泉へ、一泊二日の小旅行に行って参りました。

 品川から友人の車に乗せてもらって、まずは沼津港へ。静岡から来たY嬢と合流し、お昼ごはん。
 土曜日で魚市場は休みでしたが、食事処や土産処には活気がありました。
 我々が入ったのは、ダイノブセンター内の「ふみ野」。私がいただいたのは、桜エビ・釜揚げしらす・ネギトロの丼です。
沼津でランチ。しらす・桜えび・ネギトロ丼。
沼津でランチ。しらす・桜えび・ネギトロ丼。 posted by (C)mietakase
 気前よくドカーンと盛られた海の幸を堪能いたしました。

 沼津港の名所の一つが、水門「びゅうお」。
沼津港。奥に見えてるのが水門「びゅうお」。
沼津港。奥に見えてるのが水門「びゅうお」。 posted by (C)mietakase
 津波から港を守るために、2004年に造られたものだそうです。観光展望台にもなっていて、100円でエレベーターに乗ることができます。
 びゅうお展望台からの眺め。
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 この日は天気が悪くて、あまり眺めもよくありませんでしたが、晴れていれば富士山が美しく見えるそうです。残念。

 びゅうおが想定している津波の高さは5~6メートルらしく、東日本大震災級の津波に襲われたらもたないのでは……という危惧はあります。ですが、静岡県民の防災にかける熱意はすごい。至るところで、その意識の高さを感じます。
 静岡県は、地震の危険が叫ばれて久しく、県民性の芯にまで防災意識が染み通っているのでしょう。地震は、静岡一県の問題ではないことは明らか。日本全国が、静岡に学ぶことは多いんじゃないかなあ……と、ちょっと真面目なことを考えました。

 真面目なことを考えたあとに何ですが、「びゅうお」という名前は一般公募で決まったもので、「びゅう(眺め)」と「うお(魚)」をかけたものだそうです。
 ……防災意識は高いけどネーミングのセンスは微妙な県民性……あ、失礼。

 でも、これだけすごい水門なんだから、「眺め」なんかより、「津波から人を守るぜ、強いぜ」って格好良さをアピールすればいいのになあ。
 まあ、その慎ましさが「びゅうお」の可愛いところかもしれませんけど。

 さて、沼津を後にして、次に向かったのは長岡市。源頼政の鵺退治で有名な街で、街を上げて鵺をアピールしてるみたい。この日はちょうど「鵺祓いまつり」というのが催されていたので、見物です。
 残念ながら、会場になってる公園についたときには、鵺退治イベントは終わってました。子供たちが頼政や武将たちに扮し、同じく子供たちが扮している鵺をやっつける、という趣向のイベントをやってたようです。後でちらっと見ましたが、鵺の着ぐるみが可愛らしかったです。

 そのあとは「餅巻き」が行われました。私も子供たちにまじって、撒かれた餅やお菓子をいただきました。
 戦果は、お餅二つにうまい棒二つ。ありがとう!

 その後、修善寺へ。
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 修善寺を訪れるのは、確か3度目くらいかな。前に来たときは、連休で大層な人混みだった記憶がありますが、この日の修善寺は閑散としていました。
 源頼家のお墓にお参りしてから、吉奈温泉郷へ。

 宿泊地は、伊豆・吉奈の旅館「さか屋」。 黒沢明監督が逗留したり、岡本太郎氏が贔屓にしたりしていたお宿だそうです。
 その名前の通り、もともと造り酒屋だったのだとか。ウェルカム・ドリンク(?)として、お部屋に一合の日本酒がついていました。この日本酒が、すっきり辛口で大変おいしかった! 酒飲みには嬉しいお宿です。

 館内に何カ所かの浴場があり、時間制で男女が入れ替わります。貸切風呂もあります。のんびり温まって、夕食へ。
 この宿を選んだ最大の理由が、「猪鍋&桜エビ鍋」というダブル鍋メニュー。食に自信ありげなお宿だったからなんですが……。
 まず、食事が始まる前に、ちょっと度肝を抜かれたこと。

 お食事の席に「かぶりもの」が用意されております。縁日で売ってそうな、バカ殿のチョンマゲ&姫のカツラです。さらに、ぺらぺらの「かみしも」と「前掛け」もついてます。
 ……お食事の質に比べて、なんだ、このチープな用意は!

 宿の方が説明してくださるには、これは「かの岡本太郎先生の発案で!」とのことでしたが……ひょっとして、太郎に遊ばれてないか??? という疑いが……。
 いや、そんな罰当たりなことは言わず、ここは素直に太郎先生の趣向に従ってみました。

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 ……私です。自分の尊厳のために、顔は隠させていただきました。

 なんか、一抹の不安がよぎったけど……お鍋のほうは、期待を裏切りませんでした。

 じゃじゃん!
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 奥が猪鍋、手前が桜エビの銘々鍋です。猪鍋がのってるコンロは、城壁をデザインしております。桜エビ鍋は篝火のイメージです。

 こちらは、お刺身の舟盛り。
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 よく見ますと、舟盛りの向こうに、天守閣がそびえてるわけですよ。
 この天守閣は一層ずつ外せるようになっていて、一つずつが器になっています。あくまでも、「大名遊び」がコンセプト! これも岡本太郎流! やっぱり、太郎にからかわれてないか!!

 ま、いいか。
 ということでお食事を始めたところで、女将が来ました。開口一番、「あ、お刺身は食べないでくださいね」。……え?

 女将が言うことには、「お刺身なんて、日本全国どこでもあるんですから。そんなの、後でいいんですよ。まず、小皿の桜エビ。そして胡麻豆腐。それから、一番人気の桜エビ鍋を食べて!」
 おっしゃる通り、桜エビも胡麻豆腐も絶品でした。桜エビ鍋は、おつゆが美味しい~。

 さらに女将が言うことには、「猪鍋は、お肉より野菜を食べて欲しい。特にシイタケとゴボウ!」
 ……この地で獲れた素材を、厳選して使ってるのだそうです。おっしゃる通りでございました。絶品だー! (でも肉も超絶品だったー!)

 最後は、煮詰まった出汁で雑炊を作ってシメ。
 味が濃いので、喉が渇くことが唯一の難点でしたが、大満足のお食事でした。

 いわゆる温泉旅館的な、小鉢が出て揚げ物が出て焼き物が出て……みたいな定番コースより、私はこっちのほうが何倍もいいな。土地の個性を生かしたお料理って、やっぱりいいものです(あ、でも、お刺身もおいしかったんですよ)。

 その晩は、みんな疲れていたらしく、あっというまに寝静まってしまい……私も、九時前に布団に入ってました。
 温泉に来て、酒も飲まずに寝るなんて……寄る年波を感じますなあ……。

 翌朝は早起きして、昨日は入れなかった「太郎さんの湯」へ。また太郎か!!!
 太郎的なオブジェが置いてあります。浴槽の形がぐにゃぐにゃしてます(女性のおしりをイメージしてるのだそうです)。いいお湯でした。

 朝食は……
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 きしめんと、イワシのつみれと、すいとんが入ったお鍋。これに、伊豆海苔をパラパラとかけていただきます。
 素朴なメニューなので、今一つ写真映えはしないんですが……身体の芯から温まって、とてもおいしかったです!

 チェックアウト後、三島へ。
 街角に、「つるべっ子」なる妙なからくり人形がありました。
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 人形が動いて、井戸の水をくみ上げてくれるんですが……写真右端に写ってるおばあさん人形が、鶴瓶に似てるので「つるべっ子」なのではないかという新説登場。
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 いや、違うと思うけど。似てるけどね。

 三島大社へ参拝。
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 樹齢千年を越えるというキンモクセイがありました(天然記念物)。キンモクセイって、そんな長寿というイメージがなかったのでちょっと驚き。珍しい古木だそうですよ。
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 三島といえば、ウナギ。たくさんのお店が軒を連ねていましたが、こちらのお店に入りました。
「丸平」。

 店構えは、どうということのない(ごめんなさい)、小さなお店。「6人入れますか」とうかがってみると、「奥の蔵なら……」ということ。むしろ願ったりということで、蔵に入れていただきました。

蔵だ!
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 季節も季節なので、少々寒いのが傷。でも、貸切的な雰囲気はとても良いです。

 私が注文したのはレディースセット。ウナギは少量で、刺身やデザートなどがついています。
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 うっかり、お重の蓋を開け忘れました……。「平」って書かれたお重の下が、うな重なんですよ~。
 障子紙のような紙が貼られたお重でした。たぶん、保温しつつ水分を適度に逃がすとか、何か効果があるのでしょう。普通の塗りのお重とは違う風情がありました。

 うなぎをいただいた後、一路東京へ。大きな渋滞もなく、無事に帰宅。
 一泊きりの旅行ではありましたが、リフレッシュしました! でも、次はじっくり二、三泊の余裕をもって遊びに行きたいなあ……お酒も飲みたいかなあ……。

 おまけ。Y嬢が買ってくれた猪最中!
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 形も可愛いけど、味も美味しかったよ!!


2011.11.11

牛角×ロックバイソン

 牛角秋葉原店に行って参りました~!
 牛角では、ただいま「牛角×ロックバイソンキャンペーン」を実施中(店舗限定)。これは行かねばなるまい……というわけで、人生2度目の牛角体験。

 セット内容は、やみつき塩キャベツとお肉盛り合わせ、ごはん、アイス。
 食べ盛り男子には量が足りないかと思いますが、女性にはちょうど満腹サイズ。やっぱり女性向けキャンペーンなのか。

 ごはんは「ネギ玉ごはん」「カルビ専用ごはん」の2種類から選べます。カルビ専用……っていうのも惹かれたけど、ここはネギ玉で。
ネギたまごはん
ネギたまごはん posted by (C)mietakase

 お肉は、カルビやハラミ、豚タン、チキンなど、数種類が少しずつ盛り合わせになってます。
お肉の盛り合わせ
お肉の盛り合わせ posted by (C)mietakase

 デザートのアイス! ロックバイソンの肩のアレをイメージしてるんですね。3つ並べると、なんかちょっと可愛い。
ロックバイソンアイス!
ロックバイソンアイス! posted by (C)mietakase

「カルビーやペプシもコラボしないかなー」
「高須クリニックもするべき」
「イケメンの猫背に整形されるんだね」
「いや猫背はダメだろ」

 ……などと、楽しくバカ話をしながら、おいしくいただきました。ごちそうさま。

 おまけのステッカー。10種類の図柄がありますが、こんなの当たりました。
アントニオさんステッカー
アントニオさんステッカー posted by (C)mietakase

 ……どっちかっていうと、ヒーロースーツ・バージョンが良かっ……あ、ごめん。

2011.11.06

屋形船ツアー・怒濤の果て

 季節はずれの屋形船に乗って参りました。菊地秀行さんのファンイベント「菊地秀行と行く屋形船ツアー怒濤の果て」に、参加させていただいたのです。

 船宿は、浅草橋の「三浦屋」さん。日中は暑いぐらいの陽気でしたが、夕方から少し冷えて、ぽつぽつ小雨が落ちてくる中の出航となりました。

 お刺身と揚げ物。このあと天ぷらが続きましたが……写真撮り忘れました。

料理
料理 posted by (C)mietakase

 船は、隅田川を下ってお台場方面へ。レンンボーブリッジをくぐって、東京湾をゆっくり周遊。

 宴もたけなわの頃合い、菊地先生が用意されたDVDが船内に流れ始めました。「パーフェクト・ストーム」……船が沈む話らしいっす。でも、クライマックスに行き着く前に時間切れとなっちゃいました。

 趣向の第2弾は、菊地秀行が語る西洋怪談「猿の手」!

西洋怪談「猿の手」
西洋怪談「猿の手」 posted by (C)mietakase

 こちらも時間の関係で、一つめの願いがかなうところまででしたが、面白かったです! 船上という密空間で聞く怪談には、特別な妖気が漂いますな。屋形船だけど。

 先生、それは猿の手ではなくて孫の手です。

猿の手!?
猿の手!? posted by (C)mietakase

 そして、この日の参加者全員に配られた特別プレゼントがこちら。

D-妖水航
D-妖水航 posted by (C)mietakase

 Dの書き下ろし番外短編「妖水航」。
 いつもながらのサービス精神に頭が下がります。

帯の裏側
帯の裏側 posted by (C)mietakase

(写真掲載については菊地先生の了解を得ています)

 濃密な屋形船ツアーでした。菊地先生、ありがとうございました。参加者の皆さんにも、いろいろお世話になりました。
 また、こんな機会があると嬉しいなあ。西洋怪談、また聞きたいです。

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